アルバイト詐欺のカラクリと被害に合わないためにやるべきこと

 

誰でも簡単に楽して儲かる方法。

ネットで、こんな誘い文句が掲載された広告をご覧になったことがあるでしょう。

これ、とっても魅力的な誘い文句ですよね。

誰だって楽して儲けたいし、その方法が誰でもできる簡単なものだったら、「やってみよう」と思いますから。

でも、世の中に楽して簡単に儲かる方法なんか、あるはわけないですよね。

もし、仮にそんな方法があったとしても、絶対に人に教えるはずがありませんもの。

世の中には巧妙に見せ方を変えた詐欺話が出回っています。

そんな詐欺話にひっかからないためには、あることをちょっと考えたら良いのですが・・・。

 

簡単に楽して儲かるアルバイト

ある報道でアルバイト詐欺の被害が拡大しているというのを見ました。

そのアルバイトとは、

  1. 依頼主に自分の住所・氏名・電話番号を登録する
  2. 依頼主から自宅あてに荷物が届く
  3. その荷物を指示に基づき箱のまま別の場所に発送する

というもの。

荷物を受け取って、それを転送するだけで、1回3,000円の報酬がもらえるというアルバイト、本当に簡単に楽して儲かるものですから、たくさんの人が登録して、実際にアルバイトをしているとのこと。

でも、これ「アルバイト詐欺」なんですよね。

アルバイト詐欺のカラクリ

アルバイトの条件

このアルバイトの条件は、以下の2つがあります。

  1. 依頼主に住所・氏名・電話番号を登録する際、証明として「運転免許証」の画像を添付する
  2. 自宅に送られてきた箱の中は見てはいけない

というものです。

1は送られてきた荷物の持ち逃げを防ぐため、2は顧客に転送するため新品状態にしておく必要があるから、というもの。

まぁ、ごもっともという理由です。

 

詐欺のカラクリ

詐欺のカラクリですが、最大のポイントである「中身が分からない荷物」とは、実は「本人名義の携帯電話」なんです。

アルバイトの登録段階で本人の「運転免許証」を提出させられますが、詐欺師はこれを使って本人になりすまし、いくつもの携帯電話に加入します。

加入済みの携帯電話本体は、被害者の自宅に届けられます。

そこで、「本人は箱を開けてはいけない」というルールで、中身がわからないまま指定された場所へ転送させるという仕組みにしているのです。

被害者は、アルバイト代としてちゃんと3,000円振り込まれるので、また、荷物の受け取り・転送を繰り返します・・・。

しかし、詐欺師が勝手に契約した多数の携帯電話は、転送後、犯罪などで使われる「飛ばしの携帯」として売り払われます。

そして、1ヶ月ほど経って本人の自宅には、携帯電話会社から本体や通話料などの多額の請求書が届くというものなんです。

 

巧妙だけど流れはおかしい

これ、詐欺の手口としては巧妙かもしれませんが、流れとしてはあきらかにおかしいですよね。

送られてきた荷物を一時保管して転送するだけで3,000円ももらえるアルバイト。

依頼主(=詐欺師)側から見ると、荷物の発送代金が1回分多くなり、かつ、転送委託料で3,000円使っていますので4,000円程度の実費、それに連絡やらアルバイト代の振込みの手間などのコストが余計にかかっています。

それだけのお金をかけても、荷物の郵送に被害者の自宅という中継地を挟む必要があるのは、とても「ヤバイもの」を一時避難させているか、本人名義で高額商品を購入させているかなどの犯罪ごととしか考えられません。

この場合は、携帯電話の契約というまさに犯罪行為であったわけですが、被害者が「このアルバイトは流れがおかしい」と気付けば、詐欺に合わなかったのでしょう。

 

詐欺にひっかからないためには

詐欺とは、乱暴に書くと「誰かを騙してお金を儲けること」であり、「こんなに儲かりますよ~」というお誘いの裏側に潜んでいることが多いものです。

なので、自分の儲け以上に話を持ってきた人の儲けを考えると、詐欺かどうかがかなり見えてくるものでしょう。

今回のアルバイト詐欺であれば、

「ただの荷物の転送に3,000円も支払うなんて、依頼主の儲けって何だろう?」

と考えてみれば、まともじゃないってわかりますよね。

犯罪的な詐欺とは違いますが、ネットで

「ネット副業で簡単に儲ける方法を無料でお教えします。今すぐメールを!」

みたいな広告があります。

これを見て興味を持っても、

「そんな貴重な情報を、ただでばら撒くはずがない。だったらこの広告主はどうやって儲けているのだろうか?」

と考えてみるとどうでしょうか。

大体、メールを送ると、中身ペラペラの情報を小出しにされて、その先には本当に効果があるかどうかわからない高額商材やセミナーへの参加が待っているか、広告だらけのメールマガジンが送りつけられるか、メルアド業者に自分のメルアドが流されるというパターンにたどり着くのですが(経験済みです・笑)、こうやって広告主は儲けているわけですよね。

*この時点では詐欺とまでは言えないので(メルアドの転売は微妙ですけど)、あとはその内容が自分にとって有益か、お金を払う価値があるかどうかの判断をすればよろしいかと。

広告を見たときに「しょせん、なんか裏があるんだろう」と考えたのなら、しょうもない情報が届いても腹が立つこともないでしょう。

ま、普通はメール送信をしないとは思いますが。

 

では、また。

 

 
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