稼ぎたい人、必見!株やFXで損する人の5つの心理

株やFXなどの相場で稼ぐ!

雑誌やネットを探すと、誰でも簡単に稼げそうな記事がわんさかと見つかります。

専業主婦が、たった2年で8億円稼いだ!とかね。

なのに、およそ9割の人が損をして株やFXの相場から撤退していく、といわれています。

 

簡単に稼げそうなのに、損をしてしまう。

そこには、相場に手を出した人が陥ってしまう心理というものがあるのです。

こちらでは、株やFXで損する人の5つの心理を考えてみました。

 

株で損をしたときのストーリー

株をはじめようと思ったときから損をするまで、以下のような流れをイメージしてみてください。

  1. 「株は儲かる」という話を聞いて、自分でもできると思う。
  2. どの株を買おうかと、まずは有名な会社を調べてみる。以前の高値に比べ今の株価は低いので「お買い得」と購入する。
  3. しばらくすると、株価が下がり始める。「これは、おかしい」と情報収集するが、悪い材料は見つからないため、”損切り”をせず、様子を見ることにする。
  4. 少し株価が持ち直し、大喜びする。
  5. それも束の間、株価はまた下がり、結局、買値から大きく下がったところで叩き売って大損する。

実際にありそうな話ですよね~。

私自身もこれと似たような体験を何度もしております。

 

株で損をする人の心理

それでは、上記のストーリーにおいて、どのような心理的な事態が起きていたのかを、順番に考えて見ます。

 

バンドワゴン効果

1で書いたTVニュースや人の話などから、株で儲かっているという情報を知り、自分もやろうとする行為は、バンドワゴン効果のひとつと言えます。

バンドワゴン効果とは、勝ち馬に乗るとか、流行を追うといった「ムードに流される」ような心理状態のことをさします。

皆がやっていることをやったり、多くの人が買っているものを手に入れることで、安心感や満足感を得ようとすること、あるいは、選挙で優勢と伝えられている候補者に一票を投じ、当選後、「自分の選択は正しかった」と思い込むことで、「勝ち馬に乗る」心理ですね。

ちなみに、バンドワゴンとは、パレードの先頭を行く「楽隊(バンド)が乗る車(ワゴン)」のことです。

 

アンカリング効果

2の以前の高値に比べると今の株価は低いので「お買い得」と考えたのは、アンカリング効果と言えます。

アンカーとは碇(いかり)のことで、アンカリング効果とは、何らかの基準にひっぱられたり、特定の情報を重視したりすることをいいます。

自分に評価する軸がなかったり、価値判断を行うのに十分な情報がないとき、最初に注目した情報や数字にひっぱられるということです。

海外の露店等で土産を買うときに、最初に店員が「1000円」といえば、半額の「500円」と返し、最後は750円で買う。

この最初の1000円という金額が「アンカー」となり、本当は100円の値打ちがないものでも買ってしまうことを言います。

今回の事例では、「過去の高値」がアンカーになって、現在の株価を「割安」と判断してしまっているわけです。

ちなみに、以前の値段よりも今は低いということは、株価が下降傾向にある可能性がありますので、買ってからさらに株価が低くなっているのです。

 

確証バイアス

自分にとって都合の良い事実しか見なかったり、思い込みを強めていくこと確証バイアスといいます。

「人は、見たいものだけを見、聞きたいことだけを聞く」という現象のことですね。

3で、「株価が下がり始めて、情報収集するものの悪い材料は見当たらない」というのは、自分にとって都合の良い情報ばっかりを集め、悪い情報は見てみぬフリをしているのです。

「いやいや、そんなことはない」と思われるかもしれませんが、実際、「これって、マズイな」と感じても、結構、見て見ぬ振りをしてしまうものなんですよね。

なお、1で「自分もできる」と”根拠なく”思ったのも、確証バイアスのひとつかもしれません。

 

コンコルド効果

コンコルドとは、かつて運行していた超音速旅客機のこと。

開発段階から、赤字確定が分かっていたものの、途中で計画をやめることができず、結果、大赤字を出して撤退しました。

これまで費やしたお金や時間がもったいないと考えたから。

ここから、うまく行っていないにも関わらず、続けてしまうことを、コンコルド効果と呼ばれるようになりました。

3の「”損切り”をせず、様子を見る」は、まさに、コンコルド効果といえるでしょう。

*損切りとは、大損するリスクを回避する手法で、もくろみが外れたとき、少ない損の間に処分することをいいます

 

部分強化

ある行為をすることで、常にご褒美がもらえるよりも、たまにもらえるほうが、その行為を続けるようになる心理を部分強化と言います。

パチンコや競馬などのギャンブルをやる人は、良くご理解いただけると思いますが、はじめっから調子よく勝ち続けるよりも、ずーっと負けが込んできて、ドン底近くなったときに、一発逆転で盛り返すほうが、興奮するのと同じ心理ですね。

上に書いた「4」の「少し株価が持ち直し、大喜びする。」は、株価が下がりっぱなしでイライラしていたところに、ひょいっと上がったものだから、「よっしゃー!」とアドレナリン出まくり状態になっているわけです。

まさに、たまに勝つからやめられないの典型です。

 

どうすれば株やFXで儲かるの?

株やFXで損するときの5つの心理を書きました。

じゃあ、どうすれば儲かるのでしょうか?

・・・。

 

とても難しい問題ですが、ただ、間違いなく言えるのは、上に書いたのと同じことをやっていると、まずは損しますよ、ということです。

特に「損切り」はしっかり行うことと、ギャンブル的な張り方はしないこと、この2つは、大損しないための鉄則なんですね。

よく、株の世界では、90%の人が大負けして退場していくと言われていますが、その多くは、上の2つを徹底して出来なかったからでしょう。

(先物のオプションをやっている人で、災害や事故のような不運にあって、手出しできなかった人も多数いらっしゃいますが・・・)

 

でも、「損切り」は、自分の失敗を認めることであり、自己否定することです。

目の前の「損」を確定させることですから、なかなか出来ないっていうのが、素直な気持ちなんですよね。

さらに言えば、短期で相場を張ろうって人は、そもそも、博打志向が強い人でしょう。なので、どうしても一攫千金狙いや、一か八かといったギャンブル的な張り方へとエスカレートしてしまうのです。

 

何よりも問題は、場が立っている間は、株価や為替がどうなっているか、気になって気になって仕方がない、ということがあげられます。

日中、自分の本来の仕事に集中できなくなりますし、株価の上下で一喜一憂して、気持ちが落ち着くことがありません。

他のことは一切、手を付けられず、ただ相場のことを考える時間だけが、どんどんと流れていくのです。

これって、本当に、よろしくないですよね。

 

株やFXで儲ける、少なくとも大負けしないためには、こういうメンタル的な要素を、自分でしっかりとコントロールできるかどうかが、一番大切です。

もちろん、株の楽しみ方には、会社の将来性を買うという中長期での投資や、配当金(銀行金利より利回りが良い会社はたくさんあります)や株主優待を楽しむといったことがあります。

なので、自分の性格やメンタルコントロールの出来方を考えて、自分に合った投資を楽しまれるのがよいでしょう。

いずれも、やるなら余裕資金を自己責任で、と言うことですが・・・、実際にズブズブにのめりこんで見ないと理解できないかもしれませんが・・・。

 

最後に

思い込みや勘違い、思考・行動傾向などなど、株を扱うときの心理状態を調べてみると、人の思考は無意識のうちに「バイアス」がかかってしまうことがたくさんあるのがわかりました。

そして、こういった心理を読み取った手法は、ビジネスの世界でも、随分と使われています。

今回、ご紹介したものでも、

  • 商店でレジ数や席数をあえて少なくすることで行列を作らせたり、ファッションで年毎の流行色や流行アイテムが作られていく(バンドワゴン効果)
  • 通常価格10000円を割引価格8000円と表示する(アンカリング効果)

というのがあります。

 

また、こちらにあげた心理以外でも、セールスのテクニックとして有名な『ドア・イン・ザ・フェイス(過大要求法)』、『フット・イン・ザ・ドア(多段階要求法)』、『ロー・ボール・テクニック(承諾先取要請法)』などもありますね。

 

これらの心理にのっかったビジネス手法の良し悪しはあろうかと思いますが、それは置いておいて・・・。

人の心理の矛盾した動向には、様々なものがあります。客観的には「おかしなこと」と分かっていても、その当事者になると無意識にやってしまう。

それもこれも、人間だもの、ということなのでしょう、ね。

いろいろ調べてみて、おもしろかったです。

 

<株で稼ぎたい人におススメの書籍>

これから株を始めようという方におすすめの一冊。

これだけあれば、他の入門書は不要かと。(大体、同じことしか書かれていませんので)

 

こちらも株入門者向けのわかりやすい本です。

 

株を行う上で大切な心構えなどが書かれています。比較的ハードな内容です。

 

ひとつの銘柄の売り買いだけで財をなした著者の売買手法が書かれています。

 

では、また!

 

 
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