私の友人に、超活動的なオタクがいます。
本業は「とってもファンキーなじーちゃん」とともに、建築機材を扱う会社の共同経営者、なので一見、お堅い感じなのですが・・・。
古墳マニアで、神社大好き、古美術オタク、そして、スピリチュアル系大好きな奴。
「鼻がピク」っとすると、行かずにはおられず、国内あっちこっちを飛び回っている人です。
かくいう私は、オカルト好きのトンデモ話、都市伝説大好き人間。
UFO関連以外、2人の嗜好は、合っているようでビミョウに合っていません。
そこのところが面白く、互いに相手を自分の領域に引きずりこもうとシノギを削っているのですが・・・。
その友人から、「関東近郊で、山にある”イケてるパワースポット”ってどこよ?」と聞かれ、「近場で有名どころといえば、奥多摩の御岳神社か、秩父の三峰神社かなぁ」と答えました。
「ほいじゃあ、一緒に行こうか」と、一旦、話はまとまったのですが・・・。
「ちょっと遠いけど、長野県に「分杭峠」つーのがあって、そこがメチャ強烈らしいぞ。俺、いっぺん行ってみたいんだけど」と投げかけると、一発OKと相成りました。
分杭峠とは
分杭峠とは、長野県伊那市にある林道のことです。
以下、伊那市のホームページから引用
一般には、「ゼロ磁場」及び「気場」と呼ばれていますが、
地球表面の断層部の局所には「ゼロ場(相殺零場)」があります。
ゼロ磁場には、未知のエネルギーの集積があるといわれています。
東洋医学によると、皮膚にある「ツボ(経穴)」は、
生命エネルギー(気)の出入り口であると言われています。
地球の断層部分にも地球内部の未知エネルギーの出入り口があり、
これを「ゼロ場(相殺磁場、ゼロ磁場)」と呼んでいます。
“伊那市観光協会公式ホームページより引用”
ちょっと分かりにくいですが、要は「地球の秘孔(ツボ)」にあたる場所ということですね。
20年前に、中国の有名な気功師が発見して以降、人気スポットになったそうです。
で、分杭峠に来ると何が起きるのか?なんですが・・・、
・身心の癒し
・ガン、腰痛、膝痛、肩こり、頭痛や生活習慣病などの治癒効果
があるらしい、とのこと。
伊那市のHPにアンケートの結果が掲載されており、「身体に変化がありましたか?」の問いに、「ある40%、ない60%」と乗っています。
つまり、半分以上の人が、「何もなかった」と答えているのですよね。
これを「なんだ、たいしたことない」と思うのか、「40%も感じるのは何かある」と思うのか・・・なのですが、トンデモ話好きとしては、「絶対に何かある」と睨んでおりました。
また、分杭峠を紹介するHPでは、「オーブ」が写っている写真とか、人からオーラが出まくっている写真なんかが掲載されています。
ここはやっぱり、自分で体験してみなければ!ということで、期待は高まっていきました。
分杭峠に到着
朝05:15、東京西部のとある駅に集合。メンバーは3人です。途中、すったもんだしながら09:30に「分杭峠」到着しました。
雨も上がり、紅葉が大変、キレイでした。
こんな感じで、思っていたよりも、広い範囲にありました。
こちらの写真は、分杭峠のメインとなっている「真気場」と書かれているところ。
杭が打たれて観覧席風になっており、ここで2~3時間過ごす人が多いそうです。
しかし、ここは「人が多すぎて、気の流れが無くなっている」という事前情報が・・・。
そこで、我々が目指したのは「気場」と書かれているポイント。
オーブやオーラの写真を撮りまくるぞ!の意気込みでした。
でしたが・・・。
シャトルバスを降りると、友人が「青いバケツ」を持った変なオジサンに捉まっています。
ここから、不思議な話が展開されていくのです・・・。
つづきはこちら
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