転職と再就職の違いを、どちらが有利かで考えてみた

 

「転職」という言葉は結構、馴染みがありますが、「再就職」という言葉は、あまり耳にしたことがありません。

「転職」と「再就職」、一体、何が違うのか?と、ふと思い調べてみました。

結果、「言葉の定義」については、どっちがどっちであっても、あんまり気にしなくても良いような話でした。

でも、行動という面でこの両者の違いを考えてみたところ、まったく違っていたんですね。

「転職」と「再就職」、その違いにざっくりと書いてみます。

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転職と再就職の違い

転職と再就職の「言葉の定義」は、以下のとおりです。

転 職:現在、会社勤めをしている人が、勤務をしながら次に勤める会社を見つけ出して、そこに就職すること

再就職:現在、失業中の人が新たな勤務先を見つけ、そこに就職すること

両者の違いは、就職しようとする人が、現在、就業中なのか、それとも、失業中なのか、と言うことになります。

転職は概ね20~30代の若い人が、再就職は40代以上の中高年層が行う転職活動というイメージがあったのですが、そうではない、ということですね。

 

転職と再就職では転職が圧倒的に有利

では、会社に勤務をしながら行う転職と、会社を辞めて行う再就職、どちらが有利なのか?を考えてみたところ、転職のほうが圧倒的に有利との結論になりました。

給料がもらえる

転職の場合は、今の会社で働きながら活動しますので、当然ですが給料はもらえます。

これは、就職活動を行うのに、とても大きいですよね。

一方、再就職は、一度、会社を辞めてしまってから行うもの。

就職活動がうまくいって、自分が望む会社から早い時期に内定がもらえたら、何の問題もありません。

でも、転職活動がうまくいく保証って、ありませんからねぇ。

下手をしたら、何ヶ月も時間をかけても就職先が決まらない場合だって十分ありえます。

その間、無収入で過ごすのは、実生活も精神的にも、もの凄くキツイですよね。

*失業手当がもらえる人は、それを当て込むのでしょうけど、自分から退職した人は初めの3ヶ月間はもらえません。

また、失業手当の金額や支給される日数は、その人の状況によって変わってきますが、金額で元の給料の5~8割くらい、日数も90日程度しかもらえません。

これは、かなりキツイですよ・・・。

いつでもやめられる

いつでもやめられるというのは、「転職活動を止める」ことと「会社を辞める」ことの2つが上げられます。

「転職活動を止める」ことは、

  • 活動そのものがうまく行かず、良い転職先が見つからない場合
  • 「転職したい」理由・原因が解決したなど、転職する必要がなくなった場合
  • 転職そのものに疲れてしまった場合

などで、「やっぱり、転職するの、や~めた!」と、途中で止められるということ。

転職活動を止めても、そのまま今の会社で仕事を続ければ良いだけです。

そして、「会社を辞める」ことは、労働者にとって「最大にして最後の権利」です。

一定の手続きを踏めば、いつだって辞められますし、最悪、出社しなければいいですからね。

最後の切り札というか、会社員にとっての最大の権利と言えるでしょう。

リストラや倒産など、辞めたくないけど辞めざるを得ない場合は別ですが、「転職」するために会社を辞めてしまうのは、転職活動と会社それぞれを「辞める(ことが出来る)」という選択肢を手放し、自分で退路を断ってしまうわけで、良いやり方ではありませんね。

再就職者と転職者に対する企業の扱いはまったく違う

求人企業が応募者を見る場合、

失業者(再就職者)と現職者(転職者)だと、対する扱いはまったく違う

ということがあげられます。

これは何人もの先輩から話を聞いてきたことであり、私自身も経験があるのですが、失業者に対する企業の扱いは、はっきりいって、冷たいですね。

まず、失業中という人は、何らかの理由があって会社を辞めているわけですが、その理由がどのようなものであれ、企業側はネガティブに捉えるものです。

中には、はじめから、

「本人に問題があったから、辞めたのだろう」

と言う目線で見る場合もあります。

私自身、何年間か中途社員の採用を担当したことがありますが、その際、就業中か否かは、とても重要視しました。

もちろん、履歴書に書かれている職歴等と照らし合わせながらでしたが、やはり、「現在、失業中」という人に対しては、「なぜ、やめたのか」の理由はとても気になるところでしたし、「本人に何か問題があったから辞めたのでは?」と勘ぐってしまうものでした。

もちろん、面接のときには「なぜ、辞めたのですか?」という質問をします。

そのときに、ハッキリと退職理由を言えずにシドロモドロになる人は、勤労観が低い傾向にあるようでしたので、採否を決める大きな要素にしていました。

もちろん、全ての人が「本人に問題があるから失業中」でないことは、重々、承知しています。

でも、失業中の人は、採用する企業側からどうしても「うがった目で見られる」のは間違いなく、その分だけ、就職競争において不利な立場に立たされているのです。

転職では自分を安売りしなくて済む

上に書いたように、再就職者=失業者に対する企業の扱いは、転職者に比べて、とても冷たいものがあります。

そして、これが再就職の条件を、ドンドンと下げることになるのです。

失業者が就職活動をすると、

  • 自分の人材スペックに見合った求人に応募しても、同レベルの転職者に負けてしまう
  • 仕方がないので、求人条件をワンランク・ツーランクと下げながら、応募を続ける
  • ようやく内定となった企業は、自分が思っていたよりも随分とランクが低い(条件が悪い)
  • さらに、スジの悪い企業だと、「後のない失業者だから」と足元を見て、さらに悪い条件をつき付けてくる

なんてことが、けっこう起きているんです。

結果、「元いた会社のほうが、随分と条件が良かった、辞めるんじゃなかった」となってしまうのです。

一方、転職者の場合は、このような展開に巻き込まれるリスクは少ないので、自分を安売りしなくて済みます。

もっと言えば、「気に入らなければ、転職しなければ良い」のですから、気は楽ですよね。

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再就職ではなく転職を選ぶべき

このように、会社を辞めて行う再就職よりも、仕事を続けながら行う転職のほうが圧倒的に有利です。

もちろん、転職にもデメリットはあります。

その最たるものが「時間」。

仕事をしながらの活動となりますので、どうしても転職に使える時間は限られますし、仕事で疲れているのに、帰宅してからいろいろな調べモノや作業をするのは、とても大変です。

そして、面接試験などの時間のやり繰りも必要ですから。

でも、それらを差っぴいても、再就職ではなく、会社勤務を続けながら行う転職を選ぶべきです。

時間の問題については、転職サイトで情報収集したり、転職エージェントに登録して、そちらのコンサルタントにアドバイスしてもらうと、かなり効率的に活動できますので。

 

まとめ

「転職」と「再就職」の違いについて、書いてみました。

現在、転職を考えている方は、今の仕事を続けながら、新しい就職先を探すことを強くおすすめします。

また、転職を決断するまえに、転職サイト

MIIDAS(ミーダス)

キャリコネ

をチェックしてみてください。

MIIDAS(ミーダス)」は、自分が転職したら給料がいくらもらえるのか、「キャリコネ」は、たくさんの現役・元社員による会社のナマの口コミ情報が満載されているのです。

これらの情報は、転職をするしないや転職するならどんな会社や業界・職種を選ぶべきか、また、転職の成功・失敗の実体験を知ることができるなど、たくさんの収穫が得られますよ。

 

 

では、また!