1月31日はスーパームーン・月で2度目の満月・皆既月食の「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」

 

『土の中の子供』で第133回芥川龍之介賞を受賞した作家・中村文則さん。

『掏摸<スリ>』や『迷宮』『教団X』などノワールっぽいミステリーがすごくおもしろい作家です。


『掏摸<スリ>』の姉妹作となる『王国』を読んでいたとき、とても印象深い一節がありました・・・。

『月は昔からLunaと呼ばれ、英語で狂気的な行動を意味する、Lunacyの語源だった。

日本の憑きは、月が語源とも言われていた。

人間の体内時計は二十五時間で、一日の、つまり太陽の周期の二十四時間よりも、月のそれの二十四・八時間に近い。月の周期は、常に一日の周期とずれていく。

人は太陽よりも月に、昼よりも夜に、日常よりも静かな狂気に引っ張られる』

 

月の満ち欠けによって、人はさまざまな影響を受けるそうです。

なかでも満月は、人を積極的にさせたり、興奮させたりする作用があるのだとか。

なにかで見た記憶があるのですが、満月の夜は、出産率が高まるというおめでたい話がある一方で、犯罪率や事故率が高まるといった良くないデータも。

このデータが本当だったら、どちらも「満月が人に刺激を与えた結果」であると言っても差し支えなさそうですね。

(これまたあやふやですが、狼男の伝説は、満月の夜に男性が”興奮”して犯罪を犯してしまうことが多いことに起因している、なんて話も)

 

「暦」においては、満月と新月の日は「分岐点」とされています。

今までの流れが別の方向に変わるのは、満月と新月の日が境になっていることが多いというもので、株の世界では、ずいぶんと気にされる日でもあります。

こちらは、実際に検証されたデータがあり、見ると確かに満月と新月の日かその前後の日が変化日になっていることが、結構あるんですよね。

 

明日、2018年1月31日は1月で2度目の満月、おまけにスーパームーンであり、場所によっては皆既月食が見られるという特別な日です。

1ヶ月に2回満月となることを「ブルー・ムーン」とよび、皆既月食で月が赤くなるのを「ブラッドムーン」とよびます。

なので、1月31日の月は「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」、なんかカッコイイですね。

 

さて、満月となるジャストタイムは、22時27分。

一方、皆既月食は、20時48分に月が欠け始め、21時51分に皆既食になって23時08分まで「食」が続きます。

これって・・・、本当は満月なんだけど月が全く見えない、という状態なんですよね。

*参照:皆既月食(2018年1月31日) | 国立天文台(NAOJ)

リンク先の図が分かりやすいですよ。

 

人の心を惑わす満月、だけど、皆既月食によって新月状態となる1時間と17分間、もしかしたら、この間になんか変わったことが起こるかも?

この時間帯は、少し意識して過ごしてみようと思っています。

 

では、また。