転職活動を行う上で、必ず守りたいこと。
それは、転職活動を行っていることを、会社には必ず秘密にしておく、ということです。
上司や同僚に転職活動がバレると、イヤな思いをするだけでなく、会社に居づらくなる可能性も高くなります。
しかし、会社に知られないように気をつけて転職活動を行っていても、いつの間にかバレてしまうことがあります。
では一体、何が原因で、転職活動を行っていることがバレてしまうのでしょうか?
仕事への意欲が下っている
転職を意識し始めた頃から、会社に対する思い入れや仕事に対する意欲は下っているもの。
そして、いざ転職を決意すると、どうしても仕事に身が入らなくなるのは、仕方のないことです。
ついつい、仕事そのものを適当にこなしたり、集中力がなくなって落ち着かなくなったりしがち。
こうなると、周りの人から「あいつ、最近、やる気がないけど、何かあったのか」と思われ、いつしか「転職するらしいぞ」と噂になってしまうものです。
有給休暇が増え、残業が減った
転職活動を行っていると、求人情報を調べたり、転職コンサルタントと会ったりと、何かと忙しくなります。
また、転職活動が進んで、企業の採用面接を受けるようになると、平日の日中に時間を割くことになります。
このように転職活動を行っていたら、活動のための時間を確保するため、残業を減らすようになり、平日に有給休暇を取る回数が増えてしまいます。
休暇や残業の減少は、どうしても目立つもので、これが会社にバレる原因となる可能性が大きいのです。
普段と違う服装の日がある
採用面接が実施される日は、できれば1日有給休暇としたいところですが、そう出来ないときもあるでしょう。
午前中は出社して、午後から休暇を取って面接会場に向かう、あるいは、その逆のパターンで、半日は会社に行かざるを得ないケースです。
通常、転職の面接はスーツ姿で受けることになります。
普段からスーツで出勤している人であれば、特に問題はありませんが、いつもラフな格好で通勤している人が、スーツ姿で出社したら、そして、半日休暇を取っていたら・・・、周りは休暇中にどこかで何かをしていたと、すぐに分かりますよね。
「何かあったのか?」と聞かれたとき、一度だけなら、答えを濁して済ませられても、二度三度と繰り返していると「何かおかしい・・・」と思われてしまいます。
就業中に転職の連絡を行う
さすがに会社のPCで転職サイトを見る人、あるいは、連絡先を会社のメールアドレスにしている人はいないと思いますが・・・、実はスマホが普及する前は、会社のPCを使って転職がバレるというケースが結構あったのです。
一方、自分のスマホだから大丈夫と思っていても、就業時間中にやたらにチェックしていると、「態度がおかしい」と不審がられます。
また、転職コンサルタントと通話をすると、周りに聞かれて一発でバレてしまうもの。
このように、就業中に転職の連絡を行うことも、転職活動がバレる一因となります。
転職活動がバレないための予防法
以上のように、転職活動がバレる原因は、会社でそれまでと違う行動を取るようになることがきっかけだと言えます。
なので、その予防法は、転職活動を始めても、できるだけ普段と変わらない態度で過ごすことが大切です。
仕事への意欲の低下は、すぐにバレるだけでなく、周囲に迷惑をかけることになります。
今の仕事は仕事、転職は転職と割り切って、手を抜かないように頑張るしかないでしょう。
休暇が増えるのは、仕方がない面があります。
でも、応募するタイミングをバラけさせたり、面談のスケジュールも可能な限り間隔を空けるようにして、休暇を集中させないように工夫しましょう。
残業は、極端に減らすのではなく、少しづつ減らすと良いでしょう。
転職の連絡は就業時間外に行い、面接時の服装は、駅のコインロッカーに預けるなど、やれることはありますよね。
「こんなに気遣いをするのは面倒くさい」
「どうせ辞めるんだから、どう思われたっていい」
と転職活動をオープンにしたくなるかもしれません。
でも、ここは我慢のしどころ。
転職活動が会社にバレたら、良いことは何もありません。なので、バレないたいめにできることはやっておくべきなのです。
!要チェック!
数十万以上の現役・元社員のナマの口コミ情報をチェックできます。
200万人の年収データをもとに、あなたの適正な年収を診断してくれます。
では、また!