オーナー社長でも創業社長と世襲社長では全然違いますよ

大企業で仕事をしてきた人が中小企業に転職すると、担当する仕事や仕事の進め方、そして、会社の風土の違いにカルチャーショックを受けるもの。

特に転職先がオーナー社長が率いる企業だと、その影響度の大きさに一番、面食らってしまいます。

中小企業に多いオーナー社長の同族会社

よく、「父ちゃん社長に母ちゃん専務」と言われることがありますが、中小企業には、創業者の一族によって「支配」されている同族企業が多いものです。

トップである社長は一族の人間であることはもちろん、重役ポストもオーナー社長一族の人間で占められているといったことですね。

そして、その会社の株式のほとんどは、オーナー社長の一族が所有しています。

企業の資本も経営実体も、すべてオーナー社長の一族が持っているので、組織の中では絶対的な存在になっているんですね。

 

創業社長と世襲社長

オーナー社長と言っても2通りのパターンがあります。

ひとつは創業社長、そして、もうひとつは世襲による二代目・三代目社長です。

 

創業者であるオーナー社長

創業社長は、ひとつの大きな夢をもって起業し、成功した人とも言えます。

会社設立前から、全精力と全財産を注ぎ込み、幾多の困難を乗り越えて、今の会社を築き上げた人です。

 

一般的には、人に命令されることが嫌いであったり、組織という型にはまるのをイヤがる傾向が強く、いわゆるワンマン型である場合が多いです。

そして、この創業社長の個性は、その会社の経営方針や企業風土そのものと言ってよいくらい、会社や社員に大きく影響するもの。

 

これが、良い意味でも悪い意味でも、創業者がオーナー社長の会社の最大の特徴といえるでしょう。

 

世襲社長

一方、オーナー社長でも二代目・三代目といった世襲社長は、創業社長の直系の子供(多くの場合は長男)であり、生まれたときから後継者になるという宿命を背負ってきた人だと言えます。

 

学生時代からプレッシャーを受け、二代目社長就任を前提で入社しても、世に言う典型的なオーナー社長であるワンマンな父親社長の下で、長く苦労するケースが多いのではないでしょうか?

二代目社長は、ワンマンな創業者社長を見て育っていますので、バランス感覚を持っていると考えてよいでしょう。

(中には、甘やかされたボンクラもいるでしょうし、創業者以上にワンマンな人もいるでしょうけど・・・)

 

オーナー社長は威張ってる?

創業者・世襲、いずれのオーナー社長であっても、必ずしも権力者然として、威張っているとは限りません。

イメージ的には専横的・独善的な人が多いように思いますし、事実、経営等での意思決定においては、「自分で決める」人がほとんどでしょう。

なので、どうしても身勝手というふうに見られがちですが、むしろ、社員をとても大事に扱う経営者のほうが多いようです。

もちろん、社長と良い人間関係が出来ていることが前提ですが。

 

転職先がオーナー社長の場合の面接

転職を希望する会社の社長がオーナー社長の場合、採用面接では、事前に創業者か二代目以降かをチェックすること、その会社の独特の雰囲気をしっかりと見て取り、自分に合うかどうかを判断することが大切になります。

 

それと、トップ面接の際に、社長から

「うちは、ちっぽけな会社だから」

などと卑下するような言葉が出てくるかもしれません。

これらの言葉に対しては、社長の本心か否かは関係なく、決して同調してはいけません。

 

軽はずみに肯定したり、あるいは、前職と比べるような発言をしてしまうと、とても悪い印象を与えてしまいますからね。

切り返しは、自分が見て取った会社の雰囲気で良い点をほめるようにすると良いでしょう。

 

おわりに

以上、オーナー社長でも創業社長と世襲社長では異なることと、転職での面接の際に注意すべきことを記しました。

 

では、また。