ブラック企業に転職しないためにブラック企業を見極める3つのポイント

もし、転職先の企業がブラック企業だったら・・・。

転職を考えている人であれば、誰しも一度は、こんな心配をしたことがあるでしょう。

せっかく、がんばって転職したのに、そこがブラック企業だったら、それまでの苦労は水の泡。

それどころか、精神的に大きなダメージを受けることになります。

ほんと、最悪ですよね・・・。

転職を成功させるためには、最低限、転職先がブラック企業ではないことが条件。

では、ブラック企業かどうかを、どうやって見極めればよいでしょうか?

 

ブラック企業の定義はあいまい

ブラック企業という言葉、日常的に当たり前に使っていますけど、実はその定義自体は、けっこう、あいまいなんですよね。

 

ある企業のある状況を指して、

「この会社はブラック企業だ!」

と断言する人もいれば、

「別に普通でしょ」

と考える人も。

 

中年以降のおじさんは、

「オレが若いころは、もっとヒドかったぞ」

と、自慢げににコメントするというのは、よくある話ですよね。

 

ブラック企業の定義そのものはあいまいですが、絶対的にブラック企業だと言えるケースは、その企業が社員に対して、

  • 実現不可能な過大なノルマを与える
  • 長時間にわたる激務を強いる
  • 理不尽な業務命令や仕事に関係ない行動を強制する
  • 社内にパワハラ、セクハラ等をコンプライアンスを取り上げる部署がない
  • 長時間労働を強要し、残業代を支払わない
  • 採用した社員と雇用契約書を取り交わさない
  • 服務規程がない。もしくは、社員に見せない
  • 有給休暇を取らせない

など、倫理的に問題があるものから、労働基準法に違反している対応をとっている場合と言えるのではないでしょうか。

 

どうして、こんな行為が平然と行われているのか、不思議でならないのですが、おそらくそのブラック企業は、

社員は搾取するものであり、いくらでも取替えの効く消耗品程度にしか考えていない

からだと思いますね。

 

ブラック企業の見極め方

このように社員を消耗品扱いするブラック企業に入社してしまうと、ほんとうに大変なことになります。

間違って入社してしまったら、さっさと退職して、他の会社を見つけるべき。

 

事実、ブラック企業は離職率がとても高いのです。そのため、常に人手不足になっているので、それを埋めるために頻繁に求人を出さざるをえません。

実はこの「求人の出し方」にブラック企業かどうかを見極める重要なポイントがあるのです。

 

常に求人広告を出している

年がら年中、求人広告を出し続けている会社は、ブラック企業である可能性が高いと言えます。

離職率が高く、自転車操業的に人を採用し続けないと会社が持たないからです。

法律等の違反がなく、必ずしもブラック企業とは言えないけれど、仕事そのものがとてもハードで、その割りに賃金が低いような会社も、年中、求人広告を出しています。

いずれにしても、常に求人広告を出している会社は、ブラック企業か、そこまで行かなくても労働条件が悪い企業だと思って良いでしょう。

 

全体の社員数に対して求人数が多すぎる

全社員数に比べて、新卒の採用数が多すぎる場合も注意が必要です。

この手の会社は、新入社員が入社してもすぐに辞めてしまうので、あらかじめ、一定の退職数を見込んで採用しているからです。

また、転職者の募集人数がその会社の事業規模や社員数に比べて多すぎるときは、離職率の高さを見込んで採用している可能性が高いのです。

*密かに新規事業の準備をしていて、その要員を大量採用するケースもありますが・・・、まあ滅多にない話ですけどね。

 

さらには、何らかの理由で「大量解雇」を行い、その補充として大量採用している可能性もあるのです。

この大量解雇の理由は、転職希望者には決してオープンにされませんが、会社が傾き始めているといった危ないケース、オーナー社長が気まぐれで解雇したケースなど、絶対に悪い話しかありません。

 

一概に言い切れないのですが、求人数が全社員数の15%以上という会社は、ブラック企業である可能性がとても高いのです。

なお、社員の平均年齢が若すぎたり、平均在籍年数が短すぎる場合は、離職率が高い場合と若い会社であったり急成長している会社である場合もあります。

会社のホームページ等で、設立年をチェックしておくことが大切です。

 

求人広告が派手

ブラック企業は、人手不足を早く埋めなければなりませんので、とにかく、人をひきつけて、転職しようという気にさせる広告を出しています。

そのため、見かけがとても派手な広告になるのです。

もちろん、実態が伴っていないので誇大広告ともいえますよね。

 

営業の求人で「ノルマなし!」「残業なし!」といった広告を出しているところは、かなり危ないですよ。

普通に考えて、営業の仕事でノルマや残業がないというのは、ありえませんから。

なのに、あえて「なし!」を売り物にするのは、実態はその逆の可能性が高いのです。

また、給料が業界の水準よりも高い会社や、収入の幅がありすぎるものも、怪しいです。

 

転職エージェント経由だとブラック企業は少ない?

以上、記したように、転職先がブラック企業かどうかは、ある程度まで求人広告から見極めることができます。

しかし、さらに高い精度で選別する方法があります。

それは、転職エージェントを活用することなのです。

 

まず、転職エージェントは、求人会社の採用担当者と直接の接点を持っているケースが多いのです。

転職者の受け入れ条件や求人に関わる調整など、さまざまなやりとりを行いますので、これらを通じて求人企業がどんな会社なのか、自ずと分かってくるのです。

そこで、もしブラック企業だと判明したら、その企業との契約は見送ることになります。

でないと、転職エージェントの信用はさがりますし、後々、面倒なことが起こりますからね。

 

また、求人企業は採用者が決まった段階で、転職エージェントに報酬を支払いますが、その額は概ね、年収の15%程度と言われています。

年収300万円であれば45万円ですね。

年がら年中、何人・何十人と採用を続けているブラック企業にとって、一人当たり年収の15%もの費用は、大変なコストになるため、転職エージェントへの依頼は行わないケースがほとんどなのです。

逆に、比較的低コストで審査のゆるい転職サイトや新聞の折込広告は一度に大勢の採用ができることもあり、ブラック企業が紛れ込んでいる可能性があります。

 

以上のことから、転職エージェントから紹介される会社は、ブラック企業であることは非常に少ないと言えるのですね。

転職で失敗しないために、是非、転職エージェントを活用しましょう。