【実体験】人脈作りでうまくいったやり方と効果がなかったやり方

 

前回のエントリーで「人脈とは何か?人脈作りで必要なこととは?」で、仕事における人脈とは、

「何らかの力を持ち、それをあなたの仕事のために行使してくれる人とのつながり」

ことであり、

人脈とはギブ&テイクなので、人脈を持つには、テイクから始めるのではなく、まずはギブできるものを持ち、ギブすることが大切

と書きました。

 

本エントリーでは、私が人脈作りで行ったうまくいったやり方とあまり効果がなかったやり方を記したいと思います。

 

人脈作りで効果がなかったやり方

一度に大勢が集まる場

異業種交流会などは、新しい人脈をつくるのにとても良い機会だと思います。

でも、私はうまく活用しきれませんでした。

一度に たくさんの人と出会えるのですが、相手の数が多すぎて覚えきれないのです。

100枚の名刺をもらっても、後になって顔を覚えているのは、ほんの数名。

 

また、会場にいるときに、もう一度会いたいなと思う人もいるのですが、帰宅すると気持ちの上で「もう、おなか、いっぱい」となってしまい、結局、連絡することなく(相手からも連絡はなく)立ち消えとなります。

あと、穿った見方だと思いますが、ギブ&テイクのテイクだけを考えている、つまり、

「自分が得をするために、利用できそうな人と知り合いになろう」

と目がギラギラしている人が多いように感じて、引いてしまったのもあります。

(男も女も、老いも若いも美奈、ギラギラ。お見合いパーティーって、きっと、こんな感じなんだろうなって思いましたね)

 

似たような場、例えば、賀詞交換会やなんかの記念パーティーなどでも、同じような状況に終始していました。

 

継続性のない場

たまにセミナーに参加することがありました。

ここはパーティーよりも濃い場であり、主目的が「マン・ハンティング」ではありませんので、ギラギラ感は少ないものの、半日からせいぜい一日の一回限りのセミナーのような単発の場では、人脈つくりでうまくいったことはほとんどありませんでした。

セミナー終了後、参加者と「ちょっと一杯」で飲むこともありますが、ほぼ全てその場限り。

中にはフェイスブックでつながり、「知り合い」になる人はそれなりにいるのですが、でも、その程度で終始していますね。

うまくマッチする相手と出会える確率、そして、その場での交流の深さなどは、単発の出会いだと十分でないのかもしれません。

 

大勢集まる場で人脈をつくるには

私自身、もともと人見知りで社交性が高くない性格ですので、一度に大勢が集まる場や継続性のない場は向いていないのだと思っています。

一方、社交性の高い人や、相手に強烈な印象を残せる人(そして記憶力の良い人)は、このような場は、有効なのでしょう。

 

私のようなタイプが今後、こういった場を利用するのであれば

  • 目的がハッキリしていて、参加者の属性や人数が限定されている会で
  • 接する相手を限定し、できるだけたくさんの話をし、
  • 「この人!」と思った相手には、後で必ず連絡をとる

ようにすればよいと言うことでしょう。

 

この本をもっと早く読んでいたら、私の人脈作りはきっと大成功したのにと思わせる一冊、おすすめです。

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人脈作りでうまくいったやり方

社内人脈からの紹介

社外との人脈作りは、社内の知り合いに紹介してもらうのが一番よいと思っています。

これは、

  • 「こういう人とつながりたい」とリクエストできる
  • 紹介形式なので、双方に一定の信用がある
  • 紹介者に仲立ちや要件の頭だしをしてもらえる
  • 紹介者という相手との共通の話題がある(場合によっては初回、同席してもらえる)

といったことが上げられます。

これまで、社内の知り合いからさまざまな人を紹介してもらい、また、紹介してきましたが、大体はうまくいったと思っています。

 

継続的なセミナーや自主勉強会

これは、上述の単発セミナーなどと違って、継続性がある場のことですね。

同じ目的を持った人たちが、週に一度とか月に一度でも、何度も顔を合わせていると、つながりは太く深くなっていきます。

 

直接交渉

ある案件があって、どうしてもつながりを持ちたい、だけど仲介者がいない、そういうときには、目指す相手に直接アプローチしてきました。

先方にしてみれば、突然のアプローチです。

「一体、何事?」と不審に思われ、1回・2回の連絡では、なかなか会ってもらえません。

それでも、なんとか(しつこく)お願いし、時には、立ち寄り先を調べて、そこで網をはったりしていると、いつかは会えるものです。

*ストーカーっぽいですが、後がない状況だったので必死になってお願いしました・・・

こうやって何人かの方とつながりを持ち、実際にお願い事を聞いてもらえました。

そして、案件終了後、さらに深くおつきあいしてもらっている人もいます。

 

 おわりに

人脈そのものは、気がついたら出来ていたということが多いように思います。

一方、必要に迫られてつながりを作らなければならないときは、相当のエネルギーを使いますし、そのつながりを継続できないケースが多いのです。

これは、当方のテイクしたい気持ちが強すぎて、バランスが取れていなかったことが原因かと考えます。

 

一度できた人脈の中には、無理なく継続するものもあれば、維持するのに労力がかかるものもあります。

そのことをどう捉え、どう取り扱うかは、その人の考え方次第と言うことになるのでしょう。

 

ただ、自分の都合だけで必要なときはお願いするけど、用事が済んだらポイっと捨てる、そんな喰い散らかすようなマネを続けていたら、間違いなく信用を失っていくはず。

と、自戒を込めて記しました・・・。

 

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それでは、また。