「周りからどう思われているのか?」、他人の目が気になることってありますよね。
普通の感覚だったら、周りの目や他人の評価が気になって当たり前で、逆に全然気にならないほうが、かえっておかしいと思います。
でも、他人の目が気になり過ぎると、結構、疲れるし、ツライですよねぇ。
こちらでは、他人の目が気になることと、気にしすぎる理由と対処の仕方について、思うところを記します。
「他人の目が気になる」のが当たり前
私は、人は他人の目が気になるのが当たり前だと考えています。
逆に、自分が周りからどう思われているかは、どこかおかしい人だと思うんですよ。
実際、他人の目を気にしない人がたまにいますが、そういう人は、周囲への配慮や後先のことを考えられない人だと思います。
なので、イケナイ行動(=稚拙、自分勝手、不道徳)を取って、周りに不愉快な思いをさせたり、迷惑をかけるのですが、本人は自分の行動の良し悪しを意識していないので、周りの人がどんな思いをその人に持っているかにも、考えが及ばないわけです。
社会的に問題のある人と言えるでしょう。
一方、普段はちゃんとしている人でも、周りが知らない人ばっかりだったら、「どう思われても構わない」と行動してしまうケースもあります。
いわば「旅の恥はかき捨て」的な確信犯ということですが、誰でも一度や二度は、誘惑に負けてやってしまった経験があるのではないでしょうか?(私はあります・・・苦笑)。
いずれにせよ、「他人の目を気にする」ことは、イケナイ行動のブレーキとして大切ですし、ほとんどの人は「他人の目を気にする」ことが出来るがゆえに、まともな行動を取っていると言えるでしょう。
他人の目を気にしすぎるとツライ
「他人の目を気にする」ことは大切です。
でも、それが行き過ぎるとめちゃくちゃツライんですよね。
何か行動を取ろうとしても、周りからどう思われるか気になって仕方ない
行動した結果、それがどのように評価されているか心配する
やらなきゃやらないで、やらないことを悪く思われるのではと気になる
こうやって、他人の目が気になりすぎると、思いきった行動が取れなくなったり、自分で勝手に悪く解釈して落ち込んだり・・・、そして、他人の目線が針のように感じられ、影で悪く言われているのではと疑心暗鬼になる。
大抵の人は、こんな経験をされたことがあると思いますが、こうなるとホント、ツライですよね。
なぜ他人の目を気にし過ぎるのか
私自身の経験や、人から聞いた話なんかをまとめてみたら、他人の目を気にしすぎる理由は、
- 自意識が高すぎる
- 自己承認が弱すぎる
- 後ろめたいことがある
のどれかではないか、と考えます。
自意識が高すぎる
自意識が高すぎるというのは、「自分を良く思われたい」とか「自分はすごい」という意識が強すぎるケースで、それを他人の評価で確認しようとする場合に、「他人の目を気にしすぎる」のではないでしょうか?
SNSで、どうでもいいしょうもないことをやたらに書き込んだり、「いいね」の数が自分の価値とばかりに追い求めている人は、常に他人の高い評価を欲しがる人に当てはまると思いますが、いかがでしょうか?
自己承認が弱すぎる
自分で自分を褒める「自己承認」というものがありますが、これが弱い人は、どうしても他人の評価が気になるわけです。
言ってみれば、自分に自信がないということなんでしょう。
後ろめたいことがある
これは、そのものズバリですね。
「後ろめたいことがある」と、いつバレるか、いつ怒られるかとヒヤヒヤ、ドキドキ。
なので、他人の目が気になって仕方がないのです。
まあ、自業自得ですので、ここであえて取り上げるまでも無いことなんですが(笑)。
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他人の目を気にしすぎない方法
このように見ていくと、他人の目を気にしすぎないためには、上で記した理由を克服すれば解消できる、となりますよね。
それをバクっとまとめて書くと、
「自分で自分を褒める」
と良いのでは、と考えました。
これによって、
- 承認欲求が満たされる分、他人の評価を求める気持ちが小さくなり、自意識過剰が縮小する
- もともと、自分で自分を褒めるボリュームが少なすぎるので、それが解消できる
となりますから。
もちろん、「自分で自分を褒める」のは、それはそれで、なかなか難しいことですので、どんなことでも「自分を褒める」意識を持ってやっていくと良いでしょうね。
*承認欲求が強すぎる人は、すでに自分で自分を褒めすぎていて、さらに、他人からの「褒め言葉」を期待して自意識過剰になっている可能性は十分あります。
なので、「自分で自分を褒める」ことで満足できるような練習が必要であるとともに、目標設定を高くするなど「自分に厳しくなる」ことも大切になるでしょう。
では、また。