会社を退職したら、さまざまな手続きを行うことになりますが、中でも大切なのは失業給付金をもらうため、ハローワークで行う手続き。
これを疎かにしていたら、失業保険がもらえなくなりますからね。
さて、退職してから約3週間が経過し、ようやっと元勤務先から雇用保険被保険者証と離職票が届きました。
これで、失業保険をもらうための手続きに入ることができます。
ですが、私にとってハローワークでの失業保険の申請は初めてのこと。
良く分からない点が多々あり、いろいろと調べながら進めていきました。
ハローワークで当ブログでは、退職者が失業保険をもらうためには、どんな過程があって、どんな手続きがあるのか私自身の体験を綴っていきます。
現在、あるいは、将来、失業保険の申請をされる方、ぜひ、参考にしてください。
まず初回は、ハローワーク初回訪問の事前準備です。
退職者が初めてハローワークに行く前にやるべき事前準備について記していきます。
<参考>
ハローワークで失業保険をもらうためには、
の4つのプロセスがあり、それぞれハローワークを訪問する必要があります。
こちらで解説するのは1の前の段階である「準備」についてです。
ハローワーク訪問の事前準備
ハローワークに訪問する際に必要な資料の事前準備を行いました。
会社から送られてきた書類は、
と、
- 「離職された皆様へ」
という名称のハローワークが出しているパンフレットです。
ハローワークに行く前に離職票-1、2、求職票に必要事項を記入します。
「離職された皆様へ」を見ながら書いていったのですが、これだけだと「どう書けばよいのだろう」と手が止まった箇所がありました。
離職票-1
離職票(雇用保険被保険者離職票-1)で記入が必要なのは「求職者給付等払渡希望金融機関指定届」という欄にに、氏名・住所、そして、振込み先の銀行口座を記入しました。
この票には「6.個人番号」としてマイナンバーを記入する欄がありますが、なぜかここはハローワークで記入するため、空欄にしておきます。
離職票-2
続いて「離職票-2」です。
この票の左側は、過去1年分の給与額が支払い月ごとに印字されており(①)、右半分は離職理由が羅列されていて、該当する事項(②)と区分(③)に会社がチェックを入れ、かつ、下段に「具体的事情記載欄」(④)があって、そこに手書きで理由が書かれていました。
②~④は、会社都合なのか自己都合なのかを会社側が記したものとなります。
私が記載したのは、離職理由の該当する事項(②)のチェック、自分が申告する退職理由(⑤)、事業主の離職理由への異議の有無(⑥)、そして、署名・捺印(⑦)し、写真を貼ります。
会社側が「自己都合退職」で申告していても、自分は「会社都合退職(特定理由受給者・特定理由離職者)」だと主張する際に、ここで異なる申告を行うしくみになっています。
離職理由の事項は、上の票のとおりたくさんあって、「自己都合退職」と「会社都合退職」が混在しており、かつ、一見してどちらになるのか分からない表現もあります。
もし、会社と自分の見解が違う場合、特に自分が該当する項目を見つけなければならないため、人によって悩むことになるでしょう。
私のケースでは、事前に「会社都合退職になる」と聞いており、また、④欄に「役職定年に基づく退職勧奨による離職」と書かれていたので、②欄は同じところにチェックし、⑤の欄は「同上」と記しました。
が、ストレートに「会社都合退職」と書かれていないので、若干、不安に感じております・・・。
求職票
求職票は、仕事に対する希望やこれまでの職歴など、たくさん書き込む要素があります。
ここでも、どこまで書けば良いのかちょっと悩みましたが、実際の就職活動では、ちゃんとした履歴書なり職務経歴書を出すことになるはずなので、サクッと簡単に書けばOKです。
行間が狭いので、小さな字で書くのに難儀しました。
おわりに
書類を書くのは、合計で30分くらいの時間でした。
書くこと自体は、そんなに難しくはないのですが、悩み始めると悩んでしまう箇所があります。
でも、ハローワークに提出する際は、担当の人がものすごく丁寧に教えてくれるので、あとで修正するつもりであまり悩まずに書いてしまうことをおすすめします。
続きはこちら
こちらもどうぞ!