【体験談】国民年金第3号被保険者に俺はなる!つもりだったのに・・・

 

会社を退職してから、4日目となりました。

日にちで言えば、3連休を過ごした程度のことではあるのですが、これまでとは違って開放感がある一方、今後に対する不安感もあり、なかなか複雑な心境です。

それと、やらなければならない事務的なことがいくつかあって、何となく気持ちが落ち着かないところです。

 

退職したらやらなければならない3つのこと

 

会社を退職したらやらなければならないことは、

  • 厚生年金から国民年金への切り替え
  • 健康保険組合から国民健康保険への切り替え
  • 失業保険の申請

の3つです。

 

これまで事務的なことはすべて会社がやってくれていましたので、厚生年金はほったらかし、健康保険は年1回か2年に1回、現認調書と住民票を会社に提出すれば終わりで、保険料は天引き、さらに、半額を会社が負担してくれておりました。

ところが、会社を退職すれば、この手続きを全て、自分で行わなければなりません。

もちろん、会社が半分負担してくれていた保険料も、これからは満額、自分で払わなければならないということです。

 

国民年金第3号被保険者に俺はなる!

さて、私の嫁さんは、現在、パートに出ております。

昨年までは、税控除の「103万円の壁」を超えないように働いており、年金も健康保険も私の被保険者でした。

しかし、4月から私が失業者になるので、この際、働く時間を増やして、社会保険を受けることにしたのです。

そして私は、健康保険は被扶養者、年金は専業主婦(主夫)など「第2号被保険者に扶養されている配偶者」で保険料を支払う必要がない第3号被保険者になるわけです。

経済的にこれが最も負担の少ない方法です。

 

嫁さんとこの話をしているとき、

「俺もいよいよ、嫁さんに養われる身となるのかぁ」

と思いました。

すると、

「ヒモ」

という言葉が頭の中をチラチラして、忸怩たる気分になったのです。

 

一方、嫁さんは、

「これからは、アタシの稼ぎで面倒を見ることになるんだからね(=ちょっとは感謝して、家事手伝いをしっかりやりなさいよ)」

と上からの物言いをしてきます。

一応、「言いたい気持ちは分かるけど、今まで俺の稼ぎでメシを食ってきたんだからな。そのことは忘れないように!」と釘をさしておきましたが。

 

被扶養者になれない?!

3月末に嫁さんは、申請書類をパート先に出しました。特に問題もなく受理されたので、これで一安心と思っていたのです・・・。

ところが、これが大間違いだと分かりました。

昨日、税務関係の仕事をしている友人とお酒を飲んだのですが、席上、「4月からは、被扶養者になるので・・・」と言ったところ、「失業保険をもらうんだったら、被扶養者にはなれないよ」と指摘を受けたのです。

 

いわく、失業保険でも収入が130万円を超えると、社会保険の被扶養者にはなれず、保険料は自分で払わなければならない、と。

失業保険は税金を払わなくても良いので、社会保険も払わなくても良いと勝手に思いこんでいました。

でも、失業保険でも「130万円の壁」はしっかりある、ということなのです。

仕方がないと言うか、まぁ、納得ではあります。

 

失業保険のように、もらえるものはガッツリ調べたのに、年金や保険など支払うものは、あまり調べなかった自分に問題があるのでしょう。

でも、年金と健康保険の処理は、すでに片付いたと思っていただけに、イチからやらなければならないと思うと、気乗りがしないこと、はなはだしいです。

以上、失業保険であっても年間の収入見込みが130万円以上ある場合は、年金や健康保険を払わなければならない、というお話でした。