風水ってよく聞くけど、一体、何なの?
風水って本当に効果があるの?なんだかウソくさいんだけど・・・
こんな疑問をお持ちの方へ。たった5分で風水が分かるようにまとめてみました。
「風水」、よく耳にする言葉ですよね。
金運アップや運勢アップに効果があるって、何となく分かっているけど、ハッキリは分からない。
そんなあなたに、「風水とは何ぞや?」について、できるだけ分かりやすく、簡単に解説していきますね。
*なお、風水師や風水の流派?によって、微妙に違った解釈がなされています。また、風水そのものは、かなり奥が深いものです。
なので、ここで記す内容は、「大体、こんなもの」としてザックリとご理解いただければ幸いです。
この記事を読んでわかること
- 風水とは何か?
- 風水の基本となるもの
- 風水の効果
風水とは何か?
「風水」としてよく知られているのは、
「西に黄色いモノをおくと、金運が上がる」
ということ。
これだけだと、ただの占いやゲン担ぎに思えますよね。
でも、その理由を見ていくと背景となる体系的な考えがあるのです。
「風水」を一言で言うと、
「気」というエネルギーを取り込み、パワーに変えていくこと
となります。
そして、風水の基本は、「陰陽説」と「五行説」と「方角」。
これらを基本に、「気」というエネルギーの流れを良くし、バランスを取ることで、運気を上げる方法が「風水」なのです。
風水は、自然の理を取り込んだ環境学とも言えますね。
陰陽五行説
風水では、すべてのものは「火・土・金・水・木」の5つの要素(五行)から出来ており、「陰」と「陽」の2つの側面(陰陽)がある、と考えられています。
陰陽説
陰陽説とは、すべてのものは、
と言う考え方です。
具体的には、
太陽と月、男と女、生と死、明と暗、天と地、動と静、・・・
などです。
一見すると、陽が良くて陰が悪いと思えるかもしれませんが、それぞれは一つの側面であり、良い悪いということはありません。
五行説
あらゆるものは「火・土・金・水・木」のいずれかの性質を持つというのが五行説です。
それぞれの意味は、
- 火:燃え盛ること、旺盛なこと
- 土:万物を育て、腐らせること
- 金:堅い、結実させる、確実であること
- 水:流れること、変化すること
- 木:成長すること、自由であること
となります。
モノがどの性質かを判断するとき、木製のテーブルや土で出来た陶器、金の指輪など、材質がそのものズバリであれば、わかりやすいですね。
でも、プラスティックとガラスはとても似ているものの、その性質はプラスティックは「火」、ガラス製品は「水」と異なります。
これは、プラスティックは燃えるものなので「火」、ガラスは流れるものなので「水」と考えられているからなのです。
このあたりが、若干、わかりにくいところなんですね。
相性と相克
このように、すべてのものには「火・土・金・水・木」という性質があります。そして、各々、「相性」と「相克」というものがあるのです。
相性
「相性」と書いて「そうしょう」と読みます。
「あの人とは相性良い!」って言いますけど、まさに五行同士の関係の良さを表すものが「相性」。
その関係は下図のとおりです。
相性とは、「火・土・金・水・木」の並びで、隣のものを作る・助けるという関係にあります。
相克
「相克」と書いて「そうこく」と読みます。
「相克」は、ひとつ飛ばしで、足を引っ張る関係にあります。
方角の持つ意味
方角は、各々、司る運があります。あわせて、五行との関連もあるのです。
さらに、五行と関連する「色」は、そのまま方角ともリンクします。
- 北 :金運、愛情運 「水」/「黒」
- 北東:貯蓄運、転職運 「土」 /「こげ茶色」
- 東 :仕事運、勉強運、発展運 「木」/「青」
- 南東:恋愛運、結婚運 「木」/「緑」
- 南 :知性運、美容運 「火」/「赤」
- 南西:家族運、不動産運 「土」/「黄」
- 西 :金運、恋愛運 「金」 /「金色」
- 北西:貯蓄運、社会運、出世運 「金」/「白」
方角と五行と色の考え方は、例えば
「北」は寒い・冷たいので「黒」であり「水」
「南」は熱いので燃える「火」の「赤」
といった具合です。
家族運を良くするのであれば、団らんの場であるリビングルームを南西におき、暖かみのある黄色の白熱灯を使う、といった具合なんです。
そこで、先ほどの「西に黄色いモノをおくと、金運が上がる」というのはどうかを見ると・・・、残念ながら少し違うようですね。
正しくは、
「西に金色の金属性のモノをおくと、金運が上がる」
となります。
これを実行すると、ついでに「恋愛運」も上がるかもだそうです(笑)。
風水における気の流れ
さて、ここまで述べてきたのは、いわば風水の「ハード」となることです。
一方、風水では「気の流れ」という「ソフト」も重要なんですね。
「気」には、良い運気と悪い運気があって、良い運気を呼び込み、悪い運気をシャットアウトすることがとても大切。
そのためには、「きれいにして、気の流れを良くすること」がポイントになります。
良い気はきれいで新しいものが好き、悪い気は古くて汚いものに留まると言う発想ですね。
風水で、「とにかく、玄関とトイレをキレイにしなさい」と言われているのは、
- 良い気の多くは玄関から入ってくるのに、汚れていると入ってこなくなる
- トイレは排泄する場所で、ここを汚くしていると悪い気が溜まりやすく、やがて家中に広がる
からなんです。
掃除、換気、古いものやゴミの処分、こういったことをこまめに行うことが、良い気を取り込み、悪い気を排除するという考え方です。
風水って本当に効果があるの?
さて、ここで肝心要の問題。
「陰陽五行や気の流れはわかったけど、それをやることで、本当に効果があるの?」
という疑問を持ちますよね。
その答えは・・・・、もちろん「YES!」。
風水を完璧に実行するのは無理?
風水に興味を持ち始めてから、何冊も本を読み、風水に詳しい人からお話を聞きました。
そして、自分の部屋をキレイにし、玄関の整理をし、不用品を処分し、観葉植物を飾り、便器のフタを必ず閉める、などなど、風水で大切だと言われていることを実行しています。
ただ・・・、風水で推奨されていることを完璧にやり遂げるのって、これがなかなか難しいんですよね。
毎日、トイレを掃除する・・・、出来ません。
毎日、玄関をきれいに掃く・・・、やれません。
風水の考えに基づいて、しっかりと実行している人はいるはずですが、残念ながら、私にはハードルが高すぎです。
と言うことで、実際に風水をやり始めたものの、ちゃんと実行できているのはまだまだその一部に過ぎません。
なので、風水に効果があるの?と聞かれたら少し困るのですが、それでもやっぱり、実感できていることがいくつかあるんですね。
家の中はキレイになっている
まず、「家の中が、ずいぶんとキレイになった」ことがあげられます。
風水を意識すると、気持ちが家の中をキレイにするほうに向きます。
すると、それまで嫁さん任せだったトイレや玄関、お風呂場などの家の掃除を、私がやることが多くなりました。
掃除をする回数が上がれば上がるほど、家の中がどんどんとキレイになっていきます。
それまで、手が行き届かなかったところも、キレイにするようになりました。
そして、キレイにしていると、汚さないようになるものですし。
こうやって、家の中がキレイになることで、居心地は、ずいぶんと良くなってきましたよ。
家族関係が良くなった
風水をはじめて、家の中に植物を増やしました。
植物のもつパワーはとっても強力で、特に「気を整える」パワーがすごいのだとか。
このパワーを活用しない手はない、って考えたのです。
きっと、植物の風水効果だと思うのですが、夫婦関係や子どもたちとの関係が、なんだかこれまでよりも、ずーっと良くなっている気がしています。
それと、嫁さんも風水に興味を持つようになって、
風水で金運アップ!
もちろん、金運アップに良い風水も積極的に行っています。
嫁さんがトイレ用の風水グッズを買ったところ、驚くべき出来事があったんです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください!
関連記事 これが金運アップ風水の効果?!トイレにミニ風水画を置いたら思わぬ臨時収入が!
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おわりに
風水って何だか難しそうって思いますが、基本となる「火・土・金・水・木」の相性と相克は、案外、シンプルなもの。
この関係を頭に入れて、ものを買うときに素材や色選び、置き場所、置く方角を考えるのって、結構、楽しいですし、私はすぐに効果を実感できたので、なおさらです。
生活にガッツリと風水を取り入れなくても、ちょっとしたときに意識したり、参考にするだけでも効果は実感できるはずですよ!
ぜひ、お試しください!
<参考サイト>