社内「調整」とは、企画内容の向上と実行体制つくりを行うこと

「調整」とは、

自分が達成したい目的・目標を実現するため、他者(相手方や協力者)の理解と助力を得ること

 

この考えに基づいて「企画と調整」の流れを簡単に整理すると、以下のようになります。

1前提条件が何かを把握する

2「やりたいこと(=目標)」をはっきりさせる

3「やりたいこと」が実現可能か、探りを入れる
(関与者に聞く、労力・時間・お金が確保できるか考える、調べる)

4実現不可能な場合、代替案を考えて再度これが可能か、探りを入れる。もしくは、関与者に代替案を提示してもらい、それが妥当か検討する

5上記3・4を繰り返しながら、実現可能な計画に練り上げる

6練り上がった計画を関与者に納得してもらい、協力者になってもらう

7納得を得られれば、必要な「動き」を明確にし、そのとおり動いてもらうようにする

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一般的な考え方であれば、1・2・5は企画、3・4・6・7は調整ということになります。

ここでのポイントは、冒頭に記した考え方に基づくと、通常、調整と言われるものが、実は、アイデアの品質を高めるための行動、つまり、企画の一部になる、ということです

関与者を説得するのではなく、知恵を借りてプランをより良いものにする。

そして、関与者の参画意識を高め、高いレベルの行動を担ってもらう。

主体者として、「調整」をしっかりと行うこととは、合意を得ることとともに、企画内容の品質向上と実行体制つくりを行うこと、と考えてみてはいかがでしょうか?

 

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では、また。