『暗病反』な状態から抜け出す方法

 

明るく元気で素直、いつも『明元素』でありたいものです。

でも、どうしても暗くて不健康で反抗的な『暗病反』となってしまうときがあります。

そんなときにどうしているか、私なりのやりかたをご紹介したいと思います。

 

あきらめて、俯瞰し、演じる

『暗病反』となるとき、それは、

何をやってもうまくいかないとき、大きな失敗をやらかしたとき、他人から厳しく批判されたり攻撃されたとき・・・

ではないかと思います。

ドーンと落ち込み、後悔と反省の思いで一杯。

そのことが心のわだかまりになっていて、時間が経っても、思い出してはまた落ち込む。

どんどん自信がなくなっていき、自分のことがいやになる、まさに自己嫌悪のループ状態。

 

どなたでも、一度や二度はこんな経験をしたことがあると思います。

こんなとき、私は「あきらめて、俯瞰し、演じる」ようにしています。

起きてしまったことは、後になってはどうしようもないし、記憶や感情を自分に都合よくコントロールしようとしても出来ない。

だったら、じたばたするのは止めて、思い出すがままに思い出し、落ち込むがままに落ち込むのです。

 

ただ、その最中に、自分の中にもうひとりの自分を作り出し、「あ、コイツ、また考え始めたな」とか「ほら、落ち込み始めているぞ」と、落ち込んでいる自分を俯瞰し、客観的に見るようにしているのです

すると、第三者的で客観的な自分が、「そんなことで悩んだってしょうがないのに」とか、「いつまで経っても馬鹿なことを考えているなぁ」とつぶやき始めます。

 

そして、少しづつですが、自分の中にいる「俯瞰する自分のつぶやき」が大きくなり、やがて「落ち込んでいる元の自分」が消えていくのです。

*と、改めて書き出してみて思ったのですが、これって、ある種の「自己暗示」のようですね・・・。

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もちろん、これは一人でいるときに限定して行っていることで、職場など他の人がいる場ではやっていません。

自分が落ち込んでいる様子を見せることで、周りにイヤな思いをさせたくないし、負担をかけたくもないですから。

は、周りに人がいるときは、どうするか?

その場合は、あえて「落ち込んでいない自分」を演じるようにしています。

かなり自分に無理をさせることにはなるのですが、良いと思う姿を意識して演じ続けていると、やがて、演じている自分が本来の自分と取って代わり、気持ちが上向きになっていくのです。

 

また、最近、「今」に注意を向けることに主眼をおいた「マインドフルネス(=瞑想)」という方法を知りました。

まだ、うまくこなせていないのですが、これはとても効果がありそうだと思っています。

 

身体を動かす

動かないでじーっとしていると、頭の中で考えの堂々巡りが始まって、さらに落ち込んでいきます。テレビを見たり、本を読んだりで気を紛らわそうとしても上の空になってしまうことが、多々あります。

そんなときは、身体を動かすようにしています。

私がやっているのは、

  • 散歩
  • 片付け・掃除
  • 書き出し

の3つ。

本当は、走ったりジムに行ったり、汗をかくようなスポーツを行うとより効果的だとは思いますが・・・、作業的なことも含めて身体を動かすことで、気を紛らわしています。

特に「書き出し」は、悩んでいることとは全く違うことについて、思いつくままを書きなぐっていくと、意識がそちらに集中して、とても効果があるのです。

人と話す

人と話す。これはほとんどの方が実践されていると思います。

話をするだけで元気をもらえる人や嫌がらずにしっかりと話を聞いてくれる友人がいれば、直裁的な話をしなくとも、会って話すだけ、あるいは、メールなどでやり取りするだけでも、随分と気分がスッキリとしてくるものです。

*この相手が家族であればベストなんでしょうけど。

また、そこまでの相手ではなくても、人と話をすると気が紛れることが多いと思います。

 

まとめ

以上は、『暗病反』となる状態、特に放っておくとムクムクっと湧き出てくる自己嫌悪となる気持ちを紛らわせる方法です。

いわば、気持ちを抑える・紛らわせるものですので、根本的な解決策ではありませんし、「これでスッキリ!全て解消」といった特効薬的なものではありませんが、私自身、かなりの効果を感じているものです。

気持ちの切り替えがうまくできないと悩んでいる方の参考となれば幸いです。

人から好かれ大切にされる魔法のキーワード『明元素』とダメな言葉『暗病反』
人から好かれ、大切にされ、助けてもらえる『明元素』という言葉を聞かれたことはありますか?『明元素』、明るく元気で素直を略したもので、随分以前に社内の研修で教わった言葉です。人から好かれ、大切にされ、助けてもらえる・・・、周りを見回すとこうい

ではまた。